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米作りは良い苗を作ることからはじまります。まず種もみにはいろいろな病原菌がついているので消毒します。一般の農家は農薬を使いますが、こばやし農園では60度のお湯の中に10分浸して殺菌します。60度以上だと発芽しにくくなりますし、以下だと殺菌効果が薄れます。消毒後すぐに冷水に浸して熱を冷まします。 |
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種もみの消毒後、このように種もみを水の中に20日近く浸して芽を出しやすくします。コシヒカリは特に長く浸します。またこの水は冷たいほうがいいといわれています。
この浸している期間にはこの水を何回か取り替えます。 |
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次にビニールハウス内の野菜苗を入れる一角にわらを敷きます。 |
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そのわらの上に20日近く浸した種もみを並べます。 |
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その上にまたわらをかけて保温します。下に電線が入っているので日中は30度、夜間は25度くらいに保ち2,3日おきます。 その時には何回か裏表を返して終了時に少し芽が出た状態にします。数品種ある場合は袋の色を変えていれます。 |
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これが種まき前の種もみです。少し芽が出たくらいが種まきにはちょうどいいです。 |