☆ 新潟コシヒカリについて ☆ |
平成17年に新潟県のコシヒカリが「コシヒカリBL」という新しい品種に一斉に代わりました。「コシヒカリBL」とは、コシヒカリに稲の大敵であるいもち病に強い性質をプラスした品種です。
開発には15年間の歳月をかけ、コシヒカリといもち病に強い品種を交配しその子孫にもコシヒカリを繰り返して交配(連続戻し交配)を行いました。 その過程で、いもち病抵抗性以外の性質がコシヒカリとほぼ同等ものを選び出し、コシヒカリBLを育成しました。 いもち病に強いことから農薬散布量を減らすことができるため、環境への影響が少ない栽培ができ、また新潟県産コシヒカリと他県産コシヒカリを遺伝子検査により判別できます。 食味についてはモニタリングの結果、同じと答えた人が最も多く、コシヒカリBLの方が美味しいと答えた人も従来のコシヒカリの方が美味しいと答えた人と大体同じくらいいました。 一見良いことずくめなのですが、病気に対する遺伝子などが異なるので、本来のコシヒカリとは別の品種となります。 私はコシヒカリBLがオリジナルコシヒカリと同程度の食味とアンケート結果がでてもコシヒカリを上回る事はないと思っています。 そこでこばやし農園では、一般的に(98%以上)流通しているコシヒカリBLに加えてオリジナル(従来)コシヒカリの販売をH18年からまた作付けして販売を開始致しました。 |
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